2011-09-09 第177回国会 参議院 災害対策特別委員会 閉会後第1号
熊野川水域の下流では、夕方の六時にはもう膝丈のところまで浸水していたというんですね。 さあ、そこで住民がどう思ったか。避難命令、来ないなと。来ないんですよ、来なかったそうなんですよ。それを後でちょっと聞いてみたら、出していたと言うんですが、これは出していなかった地域もあり、出していた地域もある。
熊野川水域の下流では、夕方の六時にはもう膝丈のところまで浸水していたというんですね。 さあ、そこで住民がどう思ったか。避難命令、来ないなと。来ないんですよ、来なかったそうなんですよ。それを後でちょっと聞いてみたら、出していたと言うんですが、これは出していなかった地域もあり、出していた地域もある。
一昨年、当建設委員会で視察しましたときに、熊野川水域のダムの調査に行ったときに、たしか尾鷲のダムに関して、山の中の冷たい水を尾鷲附近の海岸へ水域変更して流し出すために――これは汚濁じゃなく、むしろ清浄な水、冷たい水が行くために魚がずっと減ってしまった、それに対する漁民の補償要求があった。
今我々は国の直轄事業を国の出先機関である東北地建局でも或いは関東地建局でもやつておりますが、こればかりではまだいけない、もつとうんとやつて欲しい、自治事務ではとても駄目だということを、北海道よりも遥かに開発された内地の利根川水域、或いは北上川水域、熊野川水域等の府県民諸君が言つておるのです。而も理由は北海道と同じなんです。
○証人(神尾守治君) 和歌山縣といたしましては熊野川水域に対しまして発電水路等の計画は一つもございません。ただ建設省におかれまして総合水利調査計画を立てられまして一昨年からでございますか調査をされておるのでございます。